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バイアス

催眠の話題が続いたので、今回は心理学の話題である。心理学は、沢山の分野からなっていて簡単に書くと、

発達心理学
社会心理学
比較心理学
個人差心理学
認知心理学
生物心理学
健康心理学
組織心理学

 などがある。上記のような沢山の中から今回は「認知心理学」を取り上げてみたいと思う。
 認知心理学は、1967年にナイサーが『認知心理学』を出版したのを起点と見ることが出来るかもしれないが、実際は認知の問題はそれより前から心理学において議論されていた。
 認知心理学における「認知」とは「感覚器への入力情報が変化、減少、精緻化、蓄積、回復され使われる」課程であり、「人間がおそらく行うであろうあらゆる事に関わっている」と定義されている。
 さて、認知心理学にはコラムとして書くには面白い話が沢山あるが、特に今回は「確証バイアス」について書こうと思う。「確証バイアス」とは、「ある事実を確かめようとするとき、反証を使わずに確認するデータを探す思考のバイアス」である。
 確証バイアスの有名な問題がある

カードには、片面には『数字』が、もう一つの面には『ローマ字』が書かれています。この4枚のカードにおいて、『もし、カードの片面にローマ字の母音(A,I,U,E,O)が書いてあれば、その裏面の数字は偶数である』というルールが成り立っているかどうかを調べるために、最小限どのカードをめくれば確かめることができるのか?

「A」「K」「4」「5」(カードだと思ってください)

 答えは書きませんが、46%の人が「A」と「4」を選択し、33%が「A」のみを選択しています(この二つは間違いです)。
 むつかしい事を言いたいのではなくて、つまり論理的に考えているつもりで、実のところ都合の良いデータしか集めてないことが多々あるという事が言いたいのです。
 催眠のHPを見ると、確証バイアスにかかっている人が沢山居ます。まるで科学的に証明されたかのように、都合の良い理論を集めて、鬼の首を取ったように騒いでいる人が居ます。これは、私自身も気をつけないといけないと思っています。そして、これを読んで居る人も気をつけてそれらのHPを読んでみる事をおすすめします。

 最後にある記事にリンクをして、今回のコラムを終えます。
斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖1

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