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上手くいかない訳

催眠をやっていて、
うまく誘導できないと嘆く人を見ます。
その時、その原因をどう解釈するべきか
人によって考えは違うと思います。

催眠の失敗を分析することは、
とても有用です。
しかし、多くの人はそれをやりません。
やったとしても、慰め程度というか、
傷の舐め合いのようです。

さて、古典的な催眠の失敗を考えたとき、
主に3つの原因が考えられます。
それは、誘導する側、誘導される側、
そして最後に催眠誘導の方法自体。
誘導する側は、タイミングや発声やしぐさなど
にほとんどの原因があると思われます。
誘導される側としては、きちんと
誘導に集中しているかという部分がほとんどでしょう。
(現代催眠的に言えば、
誘導されれる側には原因はあり得ないですが)
そして、忘れがちなのが、催眠誘導自体が
実は間違った方法であるという分析です。
しかし、多くの催眠にはまっている人は
最後の考えは思いつきません。
実は、古典催眠のいくつかの方法は、
一見して正しそうでも、実は意味のないものがあります。
しかし、それが意味のあるものに見えてしまっている人が
沢山居るのも事実です。
どうして、それが意味のあるものに見えてしまうかというと、
一度催眠にかかった経験のある人にとって、
本当に意味のあるもの以外でも、催眠誘導として
理解されてしまえば、催眠誘導になってしまうからです。
(ここら辺はむつかしい話なんですが)
とにかく、催眠誘導自体に疑問、
果ては催眠自体に疑問を持たずして、
催眠の上達はあり得ないのです。
そして、それに気づけない人は、
意味のない誘導をし続けて、
その原因を自分や相手になすりつけ、
一生、正しい催眠誘導を会得することのないまま、
講習会やワークショップを渡り歩くことになるのでしょう。

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