風船の暗示

 昔のテキストから持ってきました.こんなのでも知りたい人もいるかも知れないので.今読んでみるとヒントになることは書いてありますね.

 被験者に両手を、まえならえのようにしてもらう。この時左右の手は、同じ高さにしてもらう。そして、目をつぶってもらい暗示を与える。暗示文は以下の通り。

「あなたの右手に軽いガスの入った大きな風船がついているのを想像してください。そして、左手には水がいっぱい入ったバケツを持っているのを想像してください。イメージすると右手が風船に引っ張られてどんどん軽くなり上に上がり。そして、左手は逆にどんどん重くなってくる。そう、右手はどんどん軽くなってきて、すると左手はどんどん重くなる」

 暗示文は、言いやすいようにアレンジしても良い。要するに、軽いものをと重いものを左右の手にイメージさせ、手が軽くなる重くなると暗示を与えれば良いのである。ポイントは、「重い」と言う時は重そうな感じで逆に「軽い」と言う時は軽そうな感じに言う事である。

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催眠状態

 次に書くべきは,催眠状態についてです.世間では,催眠状態という状態になると,暗示が無意識に直接働いて,その通り行動するという風に説明されています.そして,催眠状態は誰でもなることが出来るだけでなく,一日に何度か催眠状態になっていると言われてます.それは,テレビに集中しているときだとか,眠りに入る前だとか言われています.もし,それが催眠状態であれば,あなたは簡単に催眠術が出来るようになります.テレビを用意して,それを見させてその隣で暗示を言えばいいのです.もしくは,被催眠者が寝る瞬間をまって,その時に暗示を言えばいいのです.これらを,テレビ誘導法,入眠誘導法と名付けたいと思います.しかし,非現実的だし,私はこれらの誘導法をやっても催眠誘導できるとは思えません.これらはテクニックにはなり得ない訳です.
 催眠状態が状態であるなら,本来その手順がテレビだろうが,寝る前だろうが,読書中だろうが何でも良いはずなのですが,残念ながら暗示には反応しないでしょう.これについては,「サイミンサイコウ」で書いたと思いますが,催眠状態とトランス状態をごちゃ混ぜにして都合のいいようにしているだけなのです.つまり,催眠のテクニックってのは,催眠状態にするという事ではないのかもしれないです.状態にこだわると,テクニックが見えてこないかも知れないです.

 

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テクニックといっても

 新しいカテゴリーを作ったのは良かったのですが,なかなか書けません.それは,今私が考える催眠では,テクニックというのがあまりないのです.そして,その私が考える催眠については,ブログでは書きたくないので困っていたのですが,自分の中でまとめるという意味で,いわゆる古典催眠のテクニックを書いていくことにします.しかし,一度考えが変わると古典催眠のテクニックでさえ書きづらいです.なので記事は少なくなるかも知れません.
 さて,最初に書くべき事は暗示についてです.良く,「○○するための暗示を教えてください」といった質問を見かけることがありますが,暗示を呪文か何かと勘違いしているのかと思ってしまいます.残念ながら,特定の暗示を言えば特定の反応をするというような,簡単な図式にはなりません.もちろん,日本人相手に英語の暗示は意味がないので,被催眠者が理解できる言葉というのは最低条件でしょう.他には,ちょっとすぐには思いつかないので,気が付いたら書きたいと思います.とにかく,前提として「強力な暗示文」とか「最強の暗示文」とかは,残念ながら存在しないのです.

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新しいカテゴリー

 このたび新しいカテゴリー「ヒプノティック・テクニクス」を作りました.私が持っている催眠関連の書籍から,テクニックを紹介していきたいとおもいます.きっとみなさんが知りたがっている情報なのではないかと思うので. 

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